東京から北海道に移住する記録

2024年4月の北海道移住に向けて書きます

東京でやっておきたいnのこと⑬湯島聖堂とニコライ堂へ行く

 

2月*日
湯島聖堂ニコライ堂へ行く

 

素敵な紙屋さんに行ったときに
そうだ、近いんだった行っておかなきゃと思い出したのが

 

湯島聖堂

湯島聖堂の仰高(ぎょうこう)門

湯島聖堂、っていう言葉は前から知っていたのだけど
実際それがどこにあるのか、そして何なのか
いまいちわからないままだったのだけど

 

なにかの拍子に「ここにあるんだ!」とわかって
でもそのまま、放っておいていて
結局いつものパターン、
そう、
「いつか行こうと思ったまま今に至る」。

 

で、こうして今日はやってきたのだけど

 

私のうっすらとした知識では
学問の神様?というか
受験期に賑わう場所というイメージがあった*1のだけど

 

想像とは違って、人の気配があまりなくて

杏壇(きょうだん)門

どうやら、この杏壇門の奥にある「大成殿」、これが孔子廟
つまり孔子さんの像が祀られているところなのだけど

 

大成殿(たいせいでん)

ここが土日祝には公開されるのだけど
私が訪れたのは平日で

 

建物自体とても立派なのだけど
中も見てみたかったなぁと
残念。

 

ちなみにそもそも湯島聖堂とは何なのか、という
私のうっすら知識「学問に関係ある」は
まあ間違ってはいないのだけど
かなり希釈されているので

くわしくは公式サイトをどうぞ。

www.seido.or.jp

 

 

さて帰るか、と御茶ノ水駅に向かうと
途中で見えてきたドーム型の屋根。

 

そうだ、あそこも行かなきゃ!

 

と、思い出したのが
ニコライ堂

印象的なドーム屋根

 

正式名称は「東京復活大聖堂」
でもなぜだか私は「ニコライ堂」という呼び名のほうで知っていて
つまりそんな程度の知識しかないまま
でも行ってみたいと思っていたので

 

正面

拝観料300円を受付で納めて
おじゃまします

(内部は撮影不可のため
この先写真はありません)

 

中は薄暗くて
天井が高くて
ステンドグラスや燭台が重厚で

私のような見学者もいれば
信徒のかたもいて

気配が空気を揺らさないように
そっと囁きあっていた

 

この場で長く続けられてきた祈りが
幾層にも幾層にも重なって
まさかここが、大都会のビルの間だとは思えない
揺らがない信心の歴史を具現化したような空間

 

 

だけど見学者は立ち入れないエリアがほとんどで
イコンの説明*2はあんまりないし
暗くて見づらいし
どこにどんなものがあるのかわからなかったけど

 

ここは観光地ではなくて
祈りの場だから

 

と、建物そのものに教え諭されて
そうだよね、と納得して

 

大聖堂を後にしたときには
なんだか満たされていた

 

nikolaido.org

 

 

**

行こうと思えばいつでも行けるし、という驕った気持ちが
積もり積もった結果が

この、東京生活駆け込み観光。

 

東京を離れる日が近づくにつれて
あそこも行きたい、あそこも行かなきゃ、
あそこにも行っておけばよかった!という場所が次々と現れる

 

きっとこのままじゃ
わたし人生の終わりが見えたときにも同じことするな。

 

見えた時ならまだしも、
見えずに急に終わりを迎えることになるかもしれない、
その時に「あそこ行っておけばよかった!」と後悔するんだろう
(する時間があればの話だけど)

 

北海道に行ったら。

行きたい!と思ったところには
可及的速やかに行こう。

東京みたいに、電車やバスを乗り継いで
気軽に行けるエリアじゃないかもしれないけど

少なくとも、気軽に行けるエリアは
思い立ったらすぐ行こう

 

と、心に決めたのだが。

さて、実際どうなるか。

 

 

*1:たぶん湯島天神と混同している

*2:公式サイト見たらめちゃくちゃいっぱいあった