東京から北海道に移住する記録

2024年4月の北海道移住に向けて書きます

仕事⑰最終出勤日

 

2月*日
仕事を終える

 

 

机の片付けは順調に進んだのだけど
各部署への挨拶のタイミングが難しくて
ぼやぼやしていたら
他部署のみなさんのほうから
わざわざ来てくださったりして

 

わーわーしてるうちに
最後の挨拶の時間になり
花束とギフトと色紙をもらい
全員で記念撮影をし

 

さらに仲の良かった後輩や先輩から
たくさんのギフトや挨拶をもらい

 

ばたばたで定時となり
最後の私物やいただいたものなどで
もう両手はいっぱいで

 

職場の景色なんかを目に焼き付ける間もなく
感傷に浸る余裕もなく
とにかくこの大荷物と共に無事に家に帰り着こうという一心で
かえって湿っぽくならず、よかった

 

たくさんの人たちに
またね!と元気に伝えられてよかった

 

家に帰って
いただいたギフトやメッセージに目を通していたら

私のやってきたことを
ちょっとは次世代に残せたのかな、

少しは仕事へのマインドを
引き継げたのかな、

 

などと思えることもあり

 

そりゃこういうシーンでは
みんな気を遣って、いいことしか言わないのかもだけど

 

それを差し引いても
もしかしたら、後輩たちに
少しは残せたものがあるのかもしれないな、と
思えて

 

ああ、この年月は無駄ではなかったな
と思うと同時に

 

自分の言葉に恥じないように
後輩たちに負けないように
私も学び続けなければいけないな、と
思った。

 

後悔しているのは
もっと後輩たちと
いろんなおしゃべりをしておけばよかったな
ということ。

 

辞める段になって
どうもあのひとは◯◯が趣味らしい

とか

◯◯の経験があるらしい

とか知って

そうだったんだ!
もっと早く知りたかった!

 

というのだけでなく

 

そういうことを前に知っていたのに
あんまりプライベートに踏み込んだこと
聞いちゃダメかな、と自主規制していたこと

 

もったいなかったな

 

もっといろいろしゃべっておけばよかったな
と、これは本当に後悔している。

 

みんなありがとうね