東京から北海道に移住する記録

2024年4月の北海道移住に向けて書きます

東京でやっておきたいnのこと⑫再燈社書店へ行く

 

2月*日
再燈社書店へ行く

 

 

紙が好きな私は
いつだったかインスタで流れてきたその店舗に
すっかり魅了されて
いつか行こう、いつか行こうと
思っていたのだった

 

お店は週末を主とした不定期営業で
はっ!行こう!と思っても店休日だったりして
なかなかタイミングが合わなかったのだけれど

というのは言い訳で
近いからいつでも行ける、いつか行けたらいいなの
ゆるい気持ちが
いままで足を運ばなかった
一番の原因。

 

お店のせいじゃなくて、
私のせい。

 

でも平日の営業日が
たまたま有給を取っていた日に重なったので
もうこれは私のための営業日!と勝手に決めて
神田明神へ。

 

神田明神

 

神田明神へのお参りも
頭をよぎったのだけれど
数年前、初詣に来たし
今日はちょっと時間がないので
すまぬ!とスルー。

 

そしてお店に到着。

憧れ続けた「再燈社書店」

お店の引き戸を開けると
誰もいない。
そしてすごくいい香り。
全体的に、なんだか爽やかで明るくて優しい空気。

 

紙に満たされた店内

中央の島には
紙雑貨が主に置かれ
壁の本棚にはテーマ別の書籍と
そのテーマに関連した雑貨が置かれている

親しげな美術館みたいな、清楚な透明感。

 

これは大変、
こんなお店、好きになっちゃうじゃん!

 

私は本も好きだし、紙小物も好き。
どれも素敵で決められなくて
ぐるぐるぐると店内を何周かして
いつか読もう読もうと思って時が過ぎていっていた
文庫本2冊を購入。

 

普段は図書館利用派だけれど
読むときに「この本はあのお店で買ったんだ」っていう
目印みたいな本が欲しいな、と思ったんだ

 

見渡す限りに本が展開されている
大型本屋さんも無敵感があって好きだけど

 

こういう小さい本屋さんは
オーナーさんの選書で
研ぎ澄まされた本棚になっていて
私みたいに確固たる意思を持たない本好きには
本を選びやすくてとても楽しい

 

お会計のときに
オリジナルの栞を選ばせてもらったのだけど

どれも素敵すぎて
正直、栞選びだけでも1時間は夢中になれるくらいだった

でもその間、レジでスタッフさんを待たせてしまうことになるから
できるだけすみやかに、1枚選んだ

 

お店の写真撮ってもいいですか?と聞いて
いいですよ、と言ってくれた後
いったんバックヤードに下がったスタッフさんが
私がお店を出るときにまた
ひょこっと顔を出してくれて
ありがとうございましたー、と言ってくれた

 

恐らく、写真に写り込まないようにというご配慮。
素敵だなー、そういうささやかな気遣いをしてくれるなんて
きっとスタッフさんも、このお店が大好きなんだなって
嬉しい気持ちでお店を出た

 

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