東京から北海道に移住する記録

2024年4月の北海道移住に向けて書きます

身辺整理②-2 押し付けられた食器類のその後

9月*日。

買取に出した食器類の、その後。

 

↓この記事の後日談です。

fromtokyotothenorth.hatenablog.com

 

 

ずいぶん前にいちど利用したことがあった、宅配買取サイトの登録がまだ生きていた。
少しでも高く買い取ってもらいたい!というわけでもなかったので、別のサイトと比較することもなく、そこを使うことにした。

が、買い取ってもらうつもりだった品物のうち、ティファニーのコーヒーカップ&ソーサ―しか対象商品に含まれていないのだ。

そっか…。まあ、仕方ない。
食器以外の、捨てられずにぐずぐず持っていた物らとともに梱包して発送。

 

と同時に、上記サイトでは買取対象外だった物らを買い取ってくれるところはないかと検索。

手ごろなサイトを見つけ、ネット見積もり➡担当者から電話連絡。買取対象ブランドですー、との返信だったが、後日届いたメールには「その程度の品物じゃ送料のほうが高くつくから買い取り無理っす!(意訳)」と書かれていた。

 

…なんだよー。

 

しかも最初のサイトから査定の結果が届きまして。

 

ティファニーのコーヒーカップ&ソーサ― ➡ 0円

 

…まじか。

300円くらいにはなるかと思ってたのに。

 

同梱した他のものの査定もすごかったな。

 

ヴィヴィアンの日傘も、バーバリーの日傘も0円。
7万円したバーバリーブルーレーベルのジャケットは100円。
アニエスべーの腕時計は230円。

どれもこれも、10年以上前のものだから仕方ないんだけど、査定結果見たときにはちょっと笑っちゃった。
査定に出したときの送料は先方持ちだったんだけど、これは送料のほうがかかってるな…ごめんな…と思った。

 

さらにさらに申し訳ないことに、
査定結果を踏まえてそれらをどうするのかを選択するときに
ぼんやりしすぎていて、買取価格がつかなかったものらを「返却希望」としてしまったのだ。返却送料も業者持ち…。

もういらないものなんだから、処分してもらうつもりだったのに…!
ごめん!業者!!

 

**

いろいろ考えました。
ふたつめのサイトにも断られた食器類と合わせて、リサイクルショップに持ち込もうかなーとか、近所の教会でバザーとかないかなーとか。

でも結局、地域のゴミの回収に出しました。
100円にもならなかった、特に思い入れのない物らに対して、これ以上の労力を割きたくなかったから。


ティファニー、ミントン、NARUMIをゴミにする。


陶器と、箱と、プチプチとを分別しながら、
私はちょっと怒っていた。

「捨てる」という罪悪感から逃れるために
私にいらない食器を押しつけた親に対して。

 

と同時に、そうだ前の結婚のとき私、引き出物にお皿入れたな…と思い出して自滅。
みんなごめんな、私の好みのお皿配っちゃって。

 

 

「もったいない」の気持ちは私にだってあるけど、
好きでもないものを拒否する権利だってあるだろう。

しかし怒りを感じるほどのものを長期間抱えてたのって
いったい何だったのだろう。虚無すぎる。
虚無すぎて、無駄すぎて愕然とする。